歩行学習支援ロボット「Orthobot」(オルソボット)
オルソボットはモーターとセンサーを内蔵した本体と、操作パネルのついた腰ベルトで構成し、計3キログラムと軽量。約1分で取り付けられる。太ももの角度や歩行速度から必要な力を算出し、適切なタイミングでひざへ加える。正しい歩行の体験で身体に学習させる。
標準と歩幅向上、引っ掛かり防止と目的の違う3種類のモードを搭載。スイッチの切り替えで左右どちらにも装着でき、機能が弱っている側の脚を重点的に訓練できる。
専門知識がなくても装着や設定ができ、介護施設やデイケアセンターで使用しやすい。つえが必要な高齢者や脳卒中などによる後遺症のある人をトレーニングし、転倒リスクを軽減する。